昔の東京の不用品回収


近年の日本のゴミ排出量をご存知でしょうか?
日本でも「ゴミ削減」の動きが高まり、徐々にゴミの量は減ってきています。

■ ゴミ排出量の変遷

一般廃棄物の年間排出量

ゴミ年間排出量

1日1人あたりのゴミ排出量

平成16年

5,059万トン

1,086グラム

平成17年

5,273万トン

1,131グラム

平成18年

5,202万トン

1,115グラム

平成19年

5,082万トン

1,089グラム

平成20年

4,811万トン

1,033グラム

平成21年

4,625万トン

994グラム

(環境省調べ)

■ ゴミを減らす工夫
ゴミを減らす工夫として「4R」を意識すると良いといわれています。

4R
・ Refuse いらないものは断る
・ Reduce 減らす
・ Reuse  再利用する
・ Recycle 再資源化

リサイクルは資源を守る活動として有名ですが、実は内容によってはよりエネルギーを使う原因にもなってしまいます。
リサイクルばかりに頼るのではなく、他のRefuse、Reduce、Recycleを意識することによってゴミを減らす工夫をしましょう。

■エコバックの問題点
スーパーやコンビニなどのレジ袋を断る動きが出てきています。
レジ袋の代わりに「エコバック」に入れる人が増えてきています。
しかしこれには問題点があります。

・ レジ袋自体は完全になくならない
・ エコバックの生産数が多い

などの理由が挙げられます。
つまりエコバックの利用を徹底し、古くなるまで使い続けることが重要です。

しかしメリットとしてはビニール製の袋は石油を大量に使って生産され、自然に還り難いです。
一方エコバックは麻や綿などの素材で作られたものが多いため、土に還ることが可能です。

できるだけ自然素材のエコバックを使うことが自然環境を守る上で重要になります。

■ エコ都市江戸
実は江戸はかなりのエコ都市といわれていました。
1800年代にはすでに約120万人以上の人口を抱えていた、江戸。
当時のパリでは約67万人といわれていたので、江戸が過密都市であったことがうかがえます。

そのため江戸は「ゴミ処理問題」と「水不足」に悩まされてきました。
なるべくゴミを出さないための循環型都市としての知恵が生み出されました。

■ 江戸のリサイクル方法
・ 修理屋が何種類も
「直せるものは直す」ことがモットーの江戸。たくさんの種類の修理屋さんが店を構えていました。

<鋳かけ>
金物全般の修理屋。なべや釜などに穴が開いたら修理してくれました。
昭和30年くらいまでは東京の街中を周っていました。

<下駄の修理>
昔の下駄は木製で歯がすり減るのがとても早かったそうです。呼べばその場で手際よく修理してくれました。

<研ぎ屋>
刃物の切れ味が悪くなると、研ぎ屋にお願いしました。素人が研ぐと余計に切れ味が悪くなってしまうこともあるため、専門の研ぎ屋に依頼します。

・ 収集専門の職業
さまざまな不用品を集めて業者に売る職業がありました。

<ろうそくの流れ買い>
昔はろうそく等の加工品は極めて貴重なものでした。そのため使い古したろうそくのしずくを集めることを職業にしている人たちがいました。

<紙くず拾い、紙くず買い>
紙くず拾いは道端に落ちている紙を拾って、再生紙にする業者に売ります。また紙くず買いはいらなくなった書類などを買い取り、同じく業者に売ります。

<傘の古骨買い>
江戸時代の傘は紙と竹で作られていました。傘の骨の部分は傷み具合によって3段階の買取値段がありました。骨の部分を修理し、傘の下請け業者に売っていました。

<灰買い>
リサイクルの限りを尽くした植物性原料のなれはてとなった「灰」を集めていました。これをたい肥として利用していました。

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